工藤氏長女予選落ち

プロ野球投手の工藤公康氏の長女、遥加がプレー中に蜂に刺されるアクシデントに見舞われた。14番グリーン近くで右顎下を刺されて針が残り、腫れもひどかったためプレーを中断し医師の治療を受けた。

 幸い痛みも和らぎ患部の腫れも引いたため、後続2組を先に回らせてからプレーを再開。ホールアウトした。にだけを知っていて通算3オーバーで予選落ちしたが、「鋭い痛みとビックリでプレーを中断し、後ろの組には迷惑を掛けてしまいました」と大事に至らずホッとした様子だった

 初の最終日最終組は工藤に想像以上のプレッシャーを与えた。「冷静になるために」と青のウエアに身を包んだが、1番パー5は5Wでの第1打を右に曲げてバンカーへ。「私だけバンカーに入れた時点でちょっと違うなあと思った」。もくろんでいたバーディー発進を阻まれると、4番パー5では1・5メートルのバーディーパットを外した。同じく首位から出たアンはどんどんスコアを伸ばし「ホールを消化していくにつれ優勝が遠のくのを感じました」と勝者との差を痛感する苦い一日となった。