マー君 シーズン終え会見

日本ハムは1日、多田野数人投手(34)の退団を発表した。

 07年の大学・社会人ドラフト1巡目で日本ハムに入団し、通算18勝20敗、防御率4.43。09年7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)では9回2死まで無安打無得点という快投でプロ初完封勝利をマークした。

 今季は中継ぎで5試合のみの登板。球団関係者は「多田野選手が現役続行を強く希望していることから早めに自由契約とした」と話した。多田野は球団を通じて「ファイターズを離れることになりますが、今後も野球選手としての道を歩み続けていきたいと思います」と現役続行の意思を示した。 米大リーグで1年目のシーズンを終えたの田中将大投手(25)が1日、ニューヨーク市内のホテルで記者会見を行い「今年いろいろ経験させてもらったことは財産になっている。それをうまく活用しなければいけない」と明るい表情で来季への飛躍を誓った。

 13勝5敗、防御率2・77の好成績ながら、右肘のじん帯を痛め2カ月以上も離脱した。「自分自身もシーズンの半分しか働けていない。チームとしてもプレーオフを逃している。やはり悔しい」と振り返り、来季は先発ローテーションを1年間守ることを命題に掲げた。