豊真将が休場

  大相撲の東前頭2枚目、豊真将(33)=本名山本洋介、山口県出身、錣山部屋=が名古屋場所6日目の18日、休場することが決まった。5日目の横綱日馬富士戦で押し倒された際に右膝を負傷した。

 豊真将の休場はことし1月の初場所以来で、今場所の十両以上の休場者は初めて。豊真将は5日目を終え、1勝4敗だった。6日目の対戦相手の横綱鶴竜は不戦勝となる。

   豊真将が6日目からの休場が濃厚となった。日馬富士にはたかれると体勢を崩して右膝が伸び切った状態になり、上体を押さえつけられて右膝を痛めた。

 土俵上では自力で立てず、転がりながら土俵下へ移動し、付け人らの肩を借りて車椅子に乗せられた。応急処置を施してから、名古屋市内の病院に救急車で運ばれた。応急処置に当たった医療関係者は「(病院で)画像を撮ってみないと具体的なことは言えない」と話すにとどまったが、出場は難しいとみられる。