ヤンキースからFAのドルーに獲得興味

米メディアは12日、ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっているスティーブン・ドルー内野手(31)の獲得にアストロズが興味を示していると伝えた。

 ドルーは04年にダイヤモンドバックスからドラフト1巡目(全体15位)で指名されると、06年にメジャーデビュー。07年から正ショートとして活躍し、翌年の08年にはナ・リーグのショートとして初めてシーズン40二塁打、10三塁打、20本塁打を記録する活躍を見せた。

 その後、12年シーズン途中にアスレチックスへと移籍。同年オフにFAとなり、レッドソックスで7月にヤンキースへトレードされるまでプレーし、オフに再びFAとなっていた。

 アストロズはドルー以外にも先週、アスレチックスからFAとなっているローリーとも接触しており、今季はビラーとゴンザレスの2選手を併用したショートの守備を一人に固定したい意向があるようだ。

 今季はレッドソックスヤンキース2球団合計で85試合に出場して打率1割6分2厘、7本塁打、26打点と納得のいく数字は残せなかったが、昨季は124試合に出場して打率2割5分3厘、13本塁打、67打点でレッドソックスワールドシリーズ制覇に貢献したドルー。年齢を考えると、まだまだスタメンで十分やれるだけの力はあるとアストロズは考えているようだ。