圧巻 日本連覇!

ソフトボール女子の世界選手権は24日、オランダのハーレムで行われ、日本は3位決定戦でオーストラリアを下した米国と決勝で対戦し、4―1で勝って2連覇を達成した。

 6年後の東京五輪での競技復帰を願い、チームが一つに結束。最後の打者を空振り三振に仕留めると、日本のエース上野は解き放たれた笑顔を見せた。左膝に痛みを抱えながら、緩急自在の投球術で米国打線を要所で抑えた。執念の3連投で頂点に立ち「2連覇できて本当によかった。五輪を意識して戦ったし、若い選手に経験の力を伝えられたと思う」と歓喜に浸った。

 2年前は米国の8連覇を阻み、今回は初開催の欧州で1次リーグから10連勝。胴上げで3度宙に舞った宇津木監督は「たまたまじゃない。日本の強さは本物だと思う」と誇らしげに笑った。