阪神 ゴメス

右肩手術から復活を期すヤクルトの由規が5日、松山市での秋季キャンプでブルペン入りした。初日の3日に106球を投げてから中1日で62球を放り「今までなら考えられない」と進歩を実感した。

 たびたびの故障で秋季キャンプへの参加は実に4年ぶり。今季2軍で2年ぶりに実戦復帰した右腕は「雰囲気だけでも楽しめている。張り切り過ぎないよう、自分で抑えながらやった」と充実した表情で話した。 今季が単年契約の阪神のゴメスは5日、ドミニカ共和国への帰国前に来季について「まだ正式に(球団と)話していない。ここ何日かのうちに始めようと考えている」とした上で「戻ってきたら、また日本シリーズに出たい」と残留に前向きな思いものぞかせた。

 来日1年目の今季は4番に定着し、打率2割8分3厘、26本塁打、リーグトップの109打点。「いい数字を残せた。肉体的にも精神的にも疲れた部分があるので、しばらくゆっくりしたい」と述べた。